禁煙と薬剤師
医薬分業や薬局への薬剤師の設置、調剤薬局等の増加などによって、薬剤師はより地域に根差し、地元の住民に密着した活動が行なえるようになってきています。
今まで薬剤師が特に必要とされなかったような分野でも、薬剤師の積極的な介入が求められますし、実際にその介入にかなうことも、たくさんあります。
そういった活動の一つに、薬剤師による禁煙の援助というものがあります。
たばこの増税や禁煙区域の拡大等により、今まで愛煙家だった方々からも禁煙を試してみようとされる方が増えてくるようになりました。
しかし、喫煙歴が長かったり、喫煙量が多かったりすると、その分心理的にも身体的にもたばこへの依存は高くなっており、自分一人の「タバコをやめよう」という決意だけでは禁煙が実行できない場合が多くあります。
特に身体的にたばこへ依存している方にとっては、すでにニコチン中毒となってしまっていますから、ニコチンが切れた時の、イライラするといった離脱症状に耐えられる方というのは、非常に少なくなっています。
そこで、そのような方の心強い味方としてあるのが、禁煙補助剤です。
ニコチンパッチなどの製品について、耳にしたことがある方も大勢いらっしゃると思います。
この禁煙補助剤は、ニコチンを体に補充することでニコチン切れによるイライラ感に対処できるようにしながら、徐々にニコチンを体から抜いていくという働きをします。
ところがニコチンパッチには、皮膚に貼るためかぶれができたり、吐き気がしたりするという副作用があります。
ですので、このような副作用を不快に思って、禁煙を中断してしまうという方が多いというのも事実です。
ですから、そのようなことがなるべく怒らないよう、禁煙したい方が本当に禁煙できるよう、アドバイスをしてくれたり時には支えになってくれたりする存在が、薬剤師です。
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